東京大学松尾豊研究室(通称「WEBLAB」)・人工知能研究グループでは、開発技術に加えて優れた先見性やリーダーシップを持つ研究員やソフトウェアエンジニアを募集しています。WEBLABでは、多様かつ高度な「リアルデータ」を重視したプロジェクトに取り組んでおり、主に人工知能やウェブ解析、ビッグデータ分析、機械学習の技術を利用もしくは開発し、困難な課題の解決を目指しています。採用後はAI研究者又はソフトウェアエンジニアとして複数のプロジェクトに所属し、学内外の研究者や技術者、学生と密接に協働しながら、以下のようなタスクに取り組んでいただきます。想定される仕事内容は、1)ニューアルゴリズムの設計、2)アプリケーションの開発、3)テクニカル・サーベイ、4)HPC環境の構築及びマネージメント、5)ハードウェアの組み立て、6)学生のメンター及び教育、7)プロジェクト・マネージメントなどです。
<職務内容>
1)研究員
・Deep Learningの新手法を設計・開発・検証する
・様々なプロジェクトで利用するライブラリの開発
・各種企業との共同研究
・研究分野:人工知能、機械学習、データ解析、ウェブ解析、NLP、画像処理又はロボティクス
・AAAI、IJCAI、 ACL、WWW、ICML、NIPS、ICLR等の学会における論文出版
・教育
2)ソフトウェアエンジニア
・アプリケーション開発
・Linux サーバー・マネージメント(GPUサーバーを含む)
・ネットワーク・マネージメント
・システム・デザイン
・メンター業務
3)研究員・ソフトウェアエンジニア共通
・様々なプロジェクトのアプリケーション開発
・テクニカル・サーベイ
・プロジェクト・マネージメント
<応募資格>
1)研究員
・博士の学位を有すること(コンピューターサイエンス/ 情報学 又は関連するTechnical discipline)
・機械学習のアルゴリズムをデザインした経験があること
・以下の分野で優秀な論文を出版したことがあること:人工知能、機械学習、データ解析、ウェブ解析、NLP、画像処理又はロボティクス
2)ソフトウェアエンジニア
・東京在住であること
・Linuxサーバーのマネージメントの経験や、仮想化の技術を有すること
・Unix/Linuxによるシステム・デザインの経験を有すること
3)研究員・ソフトウェアエンジニア共通
・Python (Numpy、Scipy)によるプログラミング経験が豊富であること
・SQL / NoSQL(MySQL、MongoDB等)
・Git、Debuggers
・最新のコミュニケーション・ツールを使えること(Slack、Google Drive、Trello等)
<優遇技術>
・Deep Learning のアルゴリズム開発の経験
・分散計算、CUDA、Scikit-learn、OpenCV、Theano、Caffe、TensorFlow等の経験
・組み込みシステム(Arduino、 Raspberry Pi等)の開発技術
・モバイル/ウェブ アプリ開発
<オフィス環境>
・大学構内と設備
東京大学は、職場環境として最もエキサイティングな場所の一つだと私達は考えています。日本文化と近代建築のコントラストや、東京の中心にありながら豊富な自然を楽しむことができます。キャンパスにはスターバックスやコンビニ、気分転換によい公園や眺めの良い池、歴史的建造物やジムがあり、我々の生産性を高めてくれます。
・研究室メンバーの多様性
松尾研には経験豊富な研究者やエンジニア、留学生が世界各国から集まっています。
メンバーの主な出身国:スイス、アメリカ、スペイン、チリ、中国、台湾、ブラジル
・最新の研究環境
松尾研究室のオフィスは最新機能を備えるとともにデザインも優れており、パフォーマンスを最大化し、プロジェクトに集中できる環境を提供します。
・最新のHPC環境
プロジェクトのために数多くのGPU/non-GPUサーバーを設置しています。ベテランのHPCチームが高度に仮想化したHPC環境を維持することにより、研究員やエンジニアが仕事に専念し、迅速に開発することを可能にしています。
<応募要領>