知能の実現に本気で挑む。多角的な視点を有する、松尾研の研究環境とは?
松尾研では「知能を創る」というビジョンを掲げ、研究を進めています。 前半では、知能を創る上で重要な研究テーマと…
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DeepLearningの最新論文をキャッチアップする勉強会「DL輪読会」。 その記念すべき第256回目(2の…
*松尾研では10名前後の研究員が人工知能領域の研究に日々取り組んでいます。 その成果について広く若手研究者や学…
こんにちは、広報の清水です。
先日、DL輪読会とDLHacksのメンバーを中心に交流を深める活動報告会を開催しました。
DL輪読会とDLHacksは、互いの知識を深めることを目的に東京大学松尾研究室のメンバーが中心となって毎週持ち回りで発表をする勉強会です。(紹介記事はこちらから→DL輪読会・DLHacks)
毎週の勉強会では発表の聴講がメインとなり中々メンバー同士がゆっくり話す機会がないため、近況報告や最近参加された方の自己紹介などで非常に盛り上がりました。
そして、前年に引き続き、活動報告を行いました。
日経クロストレンドの連載もご好評いただいており、現在第10回まで掲載されています。
勉強会で発表されたスライドはスライドシェアやTwitterで共有されており、2018年7月〜2019年6月までの閲覧数をランキングで発表。※7月1日集計当時の数値となります。
ランキング上位の発表者を表彰しました。
3位 27,782 imp 岡田領さん(輪読会)
深層学習異常検知に関わる包括的かつ体型的なまとめ論文。
深層異常検知の各手法ごとの説明だけでなく、
現実世界の様々な領域に対しての異常検知の活用・研究状況や課題について言及されている。
2位 31,550 imp 鈴木雅大さん(輪読会)
DeepMindが提案したGenerative Query Network(GQN)について,深層生成モデル(VAE)の基礎から説明した.合わせて,複数のGQN系関連研究についても紹介し,GQNと世界モデルの関係についても説明した.
1位 62,911 imp 富山翔司さん(輪読会)
ニューラルネットの更新を微分方程式としてみるという全く新しい概念を提案。NeurIPSのベストペーパー。ここ最近読んだ中で一番面白かった論文(個人的感想)。
表彰者の方々へ、松尾先生からレッドブルの副賞が贈られました。
皆さん「今話題となっている論文をいち早く選ぶこと」が拡散される秘訣とコメントされていました。常に研究者にとって情報感度の高さも重要なことがわかりました。
先生からも最後「ここから活躍する人が生まれるように、いいコミュニティにしていきましょう」というお話で会は締めくくられました。
今後のイベントや勉強会情報などのお知らせは以下よりお受け取りください。
また来年の納会で、多くのDeep Learningを研究する学生さん達と集えるように運営側も努めて参ります。