Pythonによるバックエンド技術

バックエンド技術としてPythonを用い、データベース技術 と Web APIを介した情報取得の手法を習得しました。

Web API とは、あるWebサービスのデータに対し、HTTPプロトコルを用いてネットワーク越しに呼び出ことのできるインターフェースです。Web APIを利用し、様々な外部システムとの連携によって新しい価値やサービスを生み出すトレンドを「APIエコノミー」と呼びます。データーをやり取りするフォーマットとしてJSON、データを保存するデータベースとして手軽なTinyDBを用い、データの抽出や管理の手法に挑戦しました。また、実践演習として、Webアプリ開発フレームワーク Flask (Python) を利用し、シンプルなチャットアプリの制作を行いました。

 

(Flask シンプルチャットアプリ )

模擬プレゼン発表

Webサービスの開発に初めて挑戦する受講生にとって、「サービスのプランニング」+「アプリケーション開発」の両タスクを達成することは容易ではありません。模擬プレゼンは、各班で注目するWebサービスを選び、それを仮に「自社サービスとして企画会議で発表する」というシミュレーションを行うものです。このような機会を設けることで、普段ユーザとして使っているときは意識することのない、サービスの訴求ポイントや競合との差別化、システム構成などに対する、分析力・観察力を養うことができます。発表では、各班によるユニークなサービスの紹介がされました。

A班 トリッピーズ

B班 タイムバンク

C班 ネット墓地

D班 JustDelete.me

E班 News.picks

CFP: DL4US

高度なDeep Learning技術者を育成することを目的とした、アプリケーション指向の無償オンライン教育プログラム「DL4US」の応募を開始しました。

松尾研究室が全面的にコンテンツを監修・開発しています。

応募の締切は12/30(土)です。

Web工学 成果発表会

最終課題 成果発表会

グループワークで取り組んだ最終課題の成果発表会を行いました。各班が、新しいサービスの提案と制作したWebアプリケーションのデモンストレーション行い、松尾先生、中山先生から講評を受けました。

 

サービスの概要 発表
C班 GPS情報を利用した潜在需要の取得システム
A班 外国人と日本人ガイドのマッチングwebシステム  
D班 web上の就活情報を一元化して提供する就活支援サービス
E班 深層学習を利用した顔画像の変換および分類サービス
F班 google api を用いたglobal 2ch
G班 機械学習を利用したライブ・スポーツ観戦イベント後の飲み会マッチングシステム  
B班 カメラマンとモデルのSNS

 

招待講演2: 馬場哲明先生(首都大学東京)

招待講演2: 馬場哲明先生(首都大学東京)

7/12の講義は特別講師として馬場哲明先生をお招きし、IOT (モノのインターネット)やクラウドファンディングをテーマに、製品の制作からそのビジネス展開まで先生の実体験を交えながら、講演いただきました。馬場先生は公立大学法人首都大学東京のシステムデザイン研究科インダストリアルアートコースで、インタラクションデザインを軸にした研究・教育活動に従事されています。また、IndiegogoやKickStarterなどクラウドファンディングを活用した様々な製品開発プロジェクトに関わり活躍されています。馬場先生のホームページはこちら

 

グッドデザイン賞2016受賞・第20回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品
スマートフットウェア  Orphe[オルフェ]