GCIデータサイエンティスト育成講座・演習コンテンツ公開

東京大学GCIデータサイエンティスト育成講座の演習コンテンツを無償公開しました。
主に東大生向けに松尾研で作成したもので、pythonの基礎からデータ処理、機械学習まで一気通貫して学べます。
ご興味がある方はぜひダウンロードしてください。

公開ページ: こちら

GCIウェブページ: http://gci.t.u-tokyo.ac.jp/

*使用は個人学習のみ無償利用可、講習会や教室などでの利用は不可

データサイエンティスト養成講座・GCI5期生募集開始

東京大学の学生を対象としたデータサイエンティスト養成講座、【グローバル消費インテリジェンス寄附講座】(通称:GCI)を本年も開講致します。

本研究室が主体となって運営しており5年目を迎え、より知識・技術が共に身につく講座となっています。

詳しくはこちら

受講締め切りは4月6日です。

Deep Learning Day’18

1月20日秋葉原UDXにて、松尾研が中心となって運営している先端人工知能論ⅠとDeep Learning基礎講座の今年度最終報告会を開催しました。
当日は、受講生達によるプレゼンテーション・ポスター発表および、Facebook AI ResearchのGuillaume Lample氏、Deep MindのDani Yogatama氏の2名に基調講演を行って頂きました。
 
<決勝プレゼンテーション枠>
最優秀賞:チーム15「GANを利用した服の試着システム」
優秀賞 :チーム2「Nyancoder」・チーム3「画像変換を駆使した顔はめパネル」
<ポスター枠>
最優秀賞:チーム25「FindVoice: 特定の人物の発話シーンを検出するシステム」
優秀賞 :チーム10「Deep Quoridor」・チーム23「子供ジェネレータ」

有用なDeep Learningのデータセットやライブラリ、APIが近年増えてきており、今年度話題となったGANを利用したプロジェクトが多く見られました。

発表後には、基調講演のお二人を含めた参加者で懇親会も行われました。

動機付けプロジェクト 成果発表会

最終課題 成果発表会

グループワークで取り組んだ最終課題の成果発表会を行いました。初めてWebアプリケーション開発に挑戦する学生ばかりでしたが、プロトタイプの実装まで技術力を養いました。各班が、新しいWebアプリの提案とプロトタイプのデモンストレーション行い、松尾先生と中山先生から講評を受けました。

 

サービスの概要 発表
A班 授業選びから大学生活を支援する「Time Tabler」

目的別でおすすめの授業を、おすすめの授業をリコメンドしてくれる。最新の授業の感想を書き込み&閲覧可能。ポイントを貯めれば、試験対策プリントと交換できる。

B班 「SEA」Sports Educatinal Auction

スポーツ選手による指導機会をオークションで販売するサービス。株式市場のような売買形式ではなく、オークションを採用することで時間の使用用途と使用する日時をある程度限定した上で時間の売買を可能にする。

C班 「きけんなばいと」

世の中には多くのバイトが存在していて、気軽に働けて薄給のものもあれば、とても危険・忌避されがちだが高給のものも存在する。バイトを危険度別に並べてその給料を一緒に表示する。

 
D班 食品リユースシステム「GSW」

食品の大量廃棄が問題となっている。このシステムは、コンビニの賞味期限が切れそうな食品を低価格でリアルタイムに消費者に提供する。

E班 アイデア募集 アプリ「KAMIDEA」

ユーザーがアプリを通してアイデアを募集し、他のユーザーがそれに対して自由にアイデアを投稿できる。

 

後藤萌氏(Dentsu Lab Tokyo)による特別講義

1/9の講義は株式会社電通 Dentsu Lab Tokyoよりプランナーである後藤萌氏を特別講師としてお招きし、Webサービスのマーケティング戦略やアイディアのプランニングについて、現場での実体験を交えながら講演いただきました。Dentsu Lab Tokyoチームが手がけたプロジェクト「AI×野球解説:ZUNOさん」(NHK http://www4.nhk.or.jp/zuno-san/)など、テクノロジーと広告の融合について、新しい時代に必要とされるアプローチについて議論しました。また、後藤氏が同級生と開催したメディアアートイベント「九州好青年科学館」など、どの様に学生時代を過ごしてきたか、現在の活躍の原点となる話も聞くことができました。

最終発表に向けたWebアプリケーション開発の真っ最中にある受講者にとって、刺激的な講演会になりました。

 

「AI×野球解説:ZUNOさん」

(NHK 「AI解説プロジェクト ZUNO」WEBサイトより)

 

「九州好青年科学館」

 

Pythonによるバックエンド技術

バックエンド技術としてPythonを用い、データベース技術 と Web APIを介した情報取得の手法を習得しました。

Web API とは、あるWebサービスのデータに対し、HTTPプロトコルを用いてネットワーク越しに呼び出ことのできるインターフェースです。Web APIを利用し、様々な外部システムとの連携によって新しい価値やサービスを生み出すトレンドを「APIエコノミー」と呼びます。データーをやり取りするフォーマットとしてJSON、データを保存するデータベースとして手軽なTinyDBを用い、データの抽出や管理の手法に挑戦しました。また、実践演習として、Webアプリ開発フレームワーク Flask (Python) を利用し、シンプルなチャットアプリの制作を行いました。

 

(Flask シンプルチャットアプリ )

模擬プレゼン発表

Webサービスの開発に初めて挑戦する受講生にとって、「サービスのプランニング」+「アプリケーション開発」の両タスクを達成することは容易ではありません。模擬プレゼンは、各班で注目するWebサービスを選び、それを仮に「自社サービスとして企画会議で発表する」というシミュレーションを行うものです。このような機会を設けることで、普段ユーザとして使っているときは意識することのない、サービスの訴求ポイントや競合との差別化、システム構成などに対する、分析力・観察力を養うことができます。発表では、各班によるユニークなサービスの紹介がされました。

A班 トリッピーズ

B班 タイムバンク

C班 ネット墓地

D班 JustDelete.me

E班 News.picks

Web工学 成果発表会

最終課題 成果発表会

グループワークで取り組んだ最終課題の成果発表会を行いました。各班が、新しいサービスの提案と制作したWebアプリケーションのデモンストレーション行い、松尾先生、中山先生から講評を受けました。

 

サービスの概要 発表
C班 GPS情報を利用した潜在需要の取得システム
A班 外国人と日本人ガイドのマッチングwebシステム  
D班 web上の就活情報を一元化して提供する就活支援サービス
E班 深層学習を利用した顔画像の変換および分類サービス
F班 google api を用いたglobal 2ch
G班 機械学習を利用したライブ・スポーツ観戦イベント後の飲み会マッチングシステム  
B班 カメラマンとモデルのSNS

 

招待講演2: 馬場哲明先生(首都大学東京)

招待講演2: 馬場哲明先生(首都大学東京)

7/12の講義は特別講師として馬場哲明先生をお招きし、IOT (モノのインターネット)やクラウドファンディングをテーマに、製品の制作からそのビジネス展開まで先生の実体験を交えながら、講演いただきました。馬場先生は公立大学法人首都大学東京のシステムデザイン研究科インダストリアルアートコースで、インタラクションデザインを軸にした研究・教育活動に従事されています。また、IndiegogoやKickStarterなどクラウドファンディングを活用した様々な製品開発プロジェクトに関わり活躍されています。馬場先生のホームページはこちら

 

グッドデザイン賞2016受賞・第20回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品
スマートフットウェア  Orphe[オルフェ]

 

Web解析技術(世界を知る力)

Web解析技術(世界を知る力)

講義の後編となる「Web解析技術(世界を知る力)」では、4回に渡り、Webマイニングや解析技術を用いてインターネットから収集した情報から様々な知見を見出す手法を習得します。演習の構成は以下の流れになっています。

  • 「テキスト分析」演習
    自然言語処理の基本プロセスを学び、TF-IDF法を用いて特徴語の抽出に挑戦します
  • 「ネットワーク分析」演習
    ネットワーク可視化するライブラリNetwork-Xを使用して、ネットワークの描画や抽出の演習を行います
  • 「機械学習」演習
    機械学習ライブラリ「scikit-learn」を使用して、分類や回帰、クラスタリング等、様々な機械学習の手法を試みます
  • 「可視化」演習
    matplotlib, pandas, seaborn, Bokeh, D3.js など様々なライブラリを使用して、情報の可視化に挑戦します